港湾工事・公共工事における安全確保のための事前調査

当社では、港湾工事や各種公共工事に先立ち、不発弾および遺棄危険物の調査業務を実施しています。
戦時中に投下・遺棄された爆弾や機雷等は、現在も各地に不発のまま残存している可能性があり、工事中の事故防止および作業員の安全確保の観点から、事前調査は不可欠です。

当社は、対象物の種類や調査環境に応じた適切な探査手法を用い、安全かつ確実な調査を行っています。

爆弾・機雷等の大型不発弾調査

大型不発弾の概要と調査の必要性

第二次世界大戦中に投下された機雷や爆弾等の大型不発弾は、港湾区域や陸域において不発の状態で存在している場合があります。これらは、港湾工事や掘削工事などで強い衝撃が加わることにより、爆発の危険性があります。

過去に機雷や爆弾が投下されたおそれのある海域では、港湾工事の実施前に不発弾の調査および除去を行うことが義務付けられています。

調査方法

大型不発弾の調査には、主に磁気探査を用います。磁気探査は、地中や海中に存在する金属類による磁気異常を検知する方法で、これまでに多数の危険物発見実績があります。

  • 海域
    海域では、船舶を使用した海上磁気探査を実施します。
  • 陸域
    陸域では、深度約2mまでを対象とした陸上磁気探査を行います。さらに深部まで調査が必要な場合には、ボーリング孔を利用した鉛直磁気探査を実施します。

磁気異常点が確認された場合、下記により対象物の確認を行います。

  • 海域では潜水磁気探査
  • 陸域では重機を併用した人力掘削

化学弾・小型砲弾等の遺棄危険物調査

小型遺棄危険物の特性

化学弾や小型砲弾等は、機雷や大型爆弾と比較してサイズが小さく、磁気反応も弱いという特徴があります。そのため、周囲の鉄くずなどと混在しやすく、通常の磁気探査では反応点が多くなり、危険物かどうかの判別が困難となる場合があります。

高密度磁気探査による調査

特に危険性の高い化学弾については、高密度磁気探査を実施することで、危険物である可能性の高い対象を効率的に抽出することが可能です。

これにより、確認作業の件数を減らし、調査全体の効率化および安全性の向上を図ります。

小型砲弾・銃弾・地雷等の不発危険物調査

微小対象物に適した調査手法

小型砲弾、銃弾、地雷等は、さらに小型の対象物であるため、磁気探査では位置の特定が困難となります。

これらの調査には、金属探査および電磁波探査が適しています。

調査の実施方法

調査員が探査機を携行し、対象区域内を歩行しながら金属類の反応を確認します。反応が確認された箇所については位置を特定し、必要に応じて詳細な確認作業を行います。

お電話でのお問い合わせ 098-951-0702
FAXでのお問い合わせ 098-951-0732
メールでのお問い合わせ メールフォーム